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Android 開発環境の設定手順

久しぶりに Android 開発環境をインストールしたので、その手順を忘れないうちにメモしておく。基本的に本家 Web サイトの情報に従って作業すれば問題ない。

http://developer.android.com/
http://developer.android.com/intl/ja/

Java のインストール

当然ながら Java 実行環境は必須。JDK でなく JRE でも OK。今回使っているバージョンは 1.6.0_20。ところで Oracle 版 Update 21 を使うと Eclipse がクラッシュするという情報あり( http://bit.ly/cw94bC )。自分のところで確認していないが要注意。

Eclipse のインストール

Eclipse Helios 3.6.1 をインストール( http://www.eclipse.org/ )。現時点で Android のサイトによると不具合のため 3.6 は非推奨となっているが、つい最近の情報によるとこの問題は直ったようだ。また、実際に手元の環境でも今のところ問題は顕在化していない。

https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=318108

Eclipse の日本語化プラグインもあるが Android の開発には必須でないので、今回はインストールしていない。

Android SDK のインストール

http://developer.android.com/sdk/installing.html

Android SDK の zip パッケージをダウンロードして任意のディレクトリに展開。現在のバージョンは r07。続いて SDK を展開したディレクトリの中にある /tools へ PATH を通しておく。

Android Development Tools のインストール

http://developer.android.com/sdk/eclipse-adt.html

ADT のインストールは Eclipse のメニューから実行する。Eclipse を使わないときは直接 ADT をインストールすることも可能。

  1. Eclipse の Help メニューから Install New Software –> Add を選択。
  2. “Name:” 欄に “Android Development Tools Plugin” など任意の文字列、”Location:” 欄は https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/ を入力して OK ボタンを押す。ここで問題が起きたら Location の https を http に変更すると解決出来る場合もある。
  3. 一覧に Developer Tools と表示されるので、これをチェックして Next ボタンを押すと、Install Detail 画面になるのでさらに Next ボタン。
  4. ライセンス内容を確認して同意できるのであれば Finish ボタンを押す。これで ADT のインストールが始まる。途中で Security Warning が出るので内容を確認して次へ。
  5. ADT のインストールが完了したら Eclipse を再起動。

ADT Plugin の確認とアップデート

Eclipse 用 ADT Plugin の確認を行なう。

  1. Eclipse の Window メニューから Preference を選択。
  2. 開いたダイアログで Android をクリックし Android SDK の設置場所と Android プラットフォーム(SDK のターゲットバージョン)一覧を確認する。
  3. 同じダイアログの Java メニューで Java ランタイムのバージョンを確認できる。複数の JDK や JRE がインストールされている環境では、それらを切り替えることができる。
  4. ADT をアップデートするときは Eclipse の Help メニューから “Check for Updates” を選択。

http://developer.android.com/sdk/index.html
http://developer.android.com/sdk/adding-components.html

SDK component のインストール

ここまでで SDK は Core だけがインストールされた状態なので、さらに必要な component をインストールする。

http://developer.android.com/sdk/adding-components.html

  1. Window メニューから “Android SDK and AVD Manager” –> “Available Packages” を選ぶ。
  2. 表示されている URL を選んで “Install Selected” を押すと、実際にインストールするパッケージを選択する画面へ移る。
  3. Google API と USB ドライバに “?” マークが付いているが、ここではとりあえずこれらすべてを選択する。
  4. インストールを開始する。一連のインストール作業の中でここが一番時間が掛かる。今回は 10 分程度。

これですべてのインストールが完了。これ以降は本家サイトにあるチュートリアルなどを参照すれば良い。リファレンスもこのサイトにまとめられている。

http://developer.android.com/resources/
http://developer.android.com/reference/packages.html
http://groups.google.co.jp/group/android-sdk-japan?hl=ja

Android AVD の作成時に気を付けること

Android 用アプリケーションを作るため CentOS と WinXP に Eclipse ベースの環境を構築した。このとき WinXP 環境でちょっとしたつまづきがあったので、そのことを記録しておく。

Android SDK や Eclipse plug-in の ADT インストールはほぼ問題なく完了したが、AVD (Android Virtual Device) を作成したところ、PC の C: ドライブがパンク寸前になっていることに気づいた。AVD を作成するとかなりの容量を消費するようで、バージョン 1.6 用で 1.0GB、2.0.1 用だと 2.0GB も使ってしまう。いまどき 2.0GB 程度で騒ぐほどのことではないのだが、SDK を入れたノート PC の二分割された HDD パーティションは、C: ドライブが D: ドライブよりも容量がかなり小さくなっている。そのため色々とインストールしているうち窮屈になっていたところに AVD を二つ作成したため、一気に満杯となってしまった。

こういった事態を避けるため、AVD 作成時にその場所を任意に指定できればいいのだが、Eclipse のインタフェース経由で AVD を作成するときは、作成場所が C: ドライブに固定されていて変更出来ないようだ。実は Eclipse を介さずにコマンドで直接 AVD を作成することも可能で、この場合は AVD の作成場所を指定できる。しかし、せっかく作成した AVD(生成には時間が掛かる)なので、これをそのまま引っ越せないか試行してみた。

AVD を新規作成すると設定ファイルとデータディレクトリが作られる。例えば Android_1.6 という名前で AVD を作ると、次のようなファイルとディレクトリが出来上がる。

C:\Documents and Settings\<YOUR_ACCOUNT_NAME>\.android\avd\Android_1.6\
C:\Documents and Settings\<YOUR_ACCOUNT_NAME>\.android\avd\Android_1.6.ini

この Android_1.6 ディレクトリをそのまま別の HDD 領域に移動するとともに、Android_1.6.ini ファイル内に記述されているディレクトリを移動先のものに書き換える。この Andoroid_1.6.ini については上記の場所から移動していはいけない。

この方法で 3.0GB もあった AVD を容量に余裕のある HDD に移行しても、問題なく Android エミュレータを起動することができた。

(2009-12-09 訂正)
本文中 Android のバージョンにより AVD が必要とする HDD 容量が異なっていると記述したが、これは誤っていることが分かった。今回の作業でバージョン 1.6 が 1.0GB、2.0 では 2.0GB となっていたのは、AVD 作成時に指定した仮想 SD カード(sdcard.img)の容量が異なっていることによる。SD カードを除くと、AVD の初期状態(userdata.img, userdata-qemu.img, cache.img, etc)で 50MB にも満たない程度であり、この大きさはバージョン 1.6、2.0 のいずれでもほとんど同じであった。