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Android 端末の GPS と 3G — その後

3G を切断して Wifi だけでインターネットに接続した環境で、Android 端末の GPS 利用アプリケーションが位置を正確に特定できなくなっているという記事を以前に書いたところ、yananob さんという方からコメントをいただき、やはり同じような状況が他でも発生していることが分かった。

ところが先週にリリースされた「モバイル Google マップ」のアップデートを適用したところ、3G を切断したままの状態でもまた以前のように正確な位置特定が出来るようになった模様だ。このアプリケーションは Andoid 端末に元からインストールされていたものだが、今回のアップデートで GPS や位置情報を処理する共用ライブラリのようなものが更新されたのではないかと推測している。このアップデート以降、Foresquare クライアントでも発生していた同様の不具合は解消された模様。ただし、これらアプリケーションで位置情報を確定するまでの時間が以前よりも長くなったように感じている。

Android 端末の GPS と 3G

最近 NTT 東日本の「光ポータブル」(PWR-100F)を導入した。Android 端末(HT-03A)の 3G を完全に遮断し、外出先でも光ポータブルを経由して HT-03A を利用するためである。これによって出先における HT-03A とノート PC のネット回線を一本化し経費を半減できると考えた。

これまで Android、PC ともに光ポータブル経由で問題なく利用出来ていたのだが、Andoroid 端末の Google Map や Foursquare クライアントソフトで GPS による位置特定がうまく出来ないことに気付いた。光ポータブルとつながっている基地局らしき場所までは判別しているようなのだが、端末があるピンポイントの場所を識別出来ないように見えるのだ。

そこで試しに 3G を一時的に復活させてみたところ、すぐにピンポイントの位置特定が可能になった。Tricorder という別のソフトによると 3G を遮断した状態でも GPS 情報は捕捉しているように見えるので、Google Map などでは恐らく衛星からの情報に加えて、どこかのサーバとの連携によって位置を割り出しているのではないかと推測している。なお、一時的な 3G 復活時には約 1,000 パケットが送受信されていた模様。

このままでもまあそれほど問題は無いのだが、正確な GPS 情報にアクセス出来ないのはちょっと悔しい。かといって GPS を使うときだけ 3G を復活させていると、思ったよりもパケットを消費しそうで、そうなると 3G 回線を一本化した意味が無くなってしまう。悩ましいところだ。ちなみに光ポータブルは SIM ロックフリー版で、E-mobile の SIM を挿している。まさかこれが原因ということは無いだろうと思う。

スマートフォンによるライブ配信

Android 端末で qikustream というアプリケーションを使うと、スマートフォンだけであっという間にライブ配信が出来てしまう。先日、某技術セミナーを Docomo の HT-03Aqik でライブ配信する実験をしてみた。携帯電話を三脚に取り付けるための器具(上海問屋で購入)を使えば固定も簡単である。講演は約2時間の長丁場だったので、充電用の電源パックを接続したまま配信を行った。

結果はまずまずだったと思う。画像は必ずしも鮮明ではないが、その場の雰囲気は十分に伝わってくる。部屋の照明を消してプロジェクターの明かりだけ、という低照度の環境であることを考えると、十分すぎるかもしれない。ただ、音声を鮮明に拾えていないという問題もある。Andoroid 端末の設置場所と講師の距離はせいぜい 3 – 4 m 程度だったが、配信先の再生環境で音声をクリアに聞くことは出来なかった。ボリュームを最大限に上げて、やっと聞き取れる程度である。携帯電話の内蔵マイクではこれが限界なのだろう。

このことは実験前から分かっていたので、Bluetooth 対応のヘッドセットを使って音声を拾おうと考えたのだが、qikustream のどちらの配信ソフトもヘッドセットのマイクをリンク出来なかった。通常の電話としての通話では、このヘッドセットは問題なく利用できるので、Bluetooth のプロファイルなどが関係しているのかもしれない。この点は今後も調査を継続する予定だ。

HT-03A には本体の USB 端子に接続する有線のマイク(+イヤフォンジャック)が付属しているので、これを延長する方法も考えられるのだが、その場合は USB 端子を共用している外部電源の接続が不可能になってしまう。1時間程度であれば内蔵バッテリでも大丈夫と思うが悩ましいところではある。

今回の実験では、Android 端末からの配信は 3G 回線を経由した。当初は、端末 → 無線 LAN → インターネットという経路を考えていたのだが、事前の調べでは利用可能だったはずの無線 LAN 設備が現場に無いことが判明したため、急遽 3G を使うことにした。都心とはいえ鉄筋コンクリート構造の屋内だったので接続状況を心配したが、2時間連続の配信は途中で途切れることはなかった。

あとで知ったのだが、Docomo は「直近3日間のパケット通信量が 300万パケット以上になるユーザの通信速度を制限」しているらしい。実験を行った当日のみのパケット通信量を調べることは出来ないが、今月分の今日までの全パケット通信量を見てみると約 160万パケットになっていた。配信実験以外に大量のパケット通信は無いはずなので、この数値がおよそ 2時間の配信での目安になると思う。なお、この通信速度制限の真偽を確認したかったのだが、Docomo の Web サイトでは情報を見つけることができなかった。

今回はセミナーという状況での実験だったが、スマートフォンによるライブ配信は屋外フィールドでの利用で、より真価を発揮するように思う。今ではビデオカメラも手軽に扱えるような状況ではあるが、ライブ配信を携帯端末だけで実現できるという点は重要ではないだろうか。このようなパワーを本当に必要としている人たちにとっては、iPhone や Android 端末は強力なツールとなるはずだ。

HT-03A の Wi-Fi スリープ設定

Android携帯のHT-03AではWi-Fiをスリープ状態に移行するタイミングを3パターンから選択することができる。

  • 画面がOFFになったとき
  • 電源接続時はスリープにしない
  • スリープにしない

取扱説明書には記載されていないようだが、この設定を変更した場合は一旦電源を切ってからリブートしないと、設定が反映されないようだ。このところ「スリープにしない」設定で使っていたのだが、あまりにもバッテリーの消費が激しくて1日(起きてから寝るまで)持たなくなってしまった。この設定を変える前にこんなことは無かったので、設定変更の副作用と推測して、「画面がOFFになったとき」に変更してみた。ところがそれでもバッテリーの激減が続いたため、試しにリブートを実施してみたところ状況が改善した。本体の使用頻度にもよるが、現在は1日経過してもバッテリー残量は50%以上を維持している。一時はバッテリーの劣化を疑ってみたが、さすがに3ヶ月程度でダメになることはないだろう。実際に確認したわけではないが、特にデバイスに関連する設定項目については、変更後に必ずリブートしたほうがいいのかも知れない。

ちなみにWi-Fiスリープの設定メニューは極めて深い所にあるので、最初は気付かなかった。

「MENU」ボタン→「設定」→「ワイヤレス設定」→「Wi-Fi設定」→「MENU」ボタン→「詳細設定」→「Wi-Fiのスリープ設定」