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Eclipse における TAB キーと空白入力

最近、Android アプリケーションに手を付けるため Eclipse を使っている。コード編集時には TAB キー入力を空白に置き換えたかったので、次の手順でメニューをたどっていき、そのダイアログに出ている “Insert spaces for tabs” を有効化した。

“Window”→”Preferences”→”General”→”Editors”→”Text Editors”→”Insert spaces for tabs”

これで TAB キー入力で空白が入るようになったのだが、Java コードのときだけは TAB キーが TAB コードのまま挿入されることに気付いた。調べてみると前述の設定以外に Java コードに特化した設定項目があることが分かった。次の手順でたどりつけるダイアログである。

“Window”→”Preferences”→”Java”→”Code Style”→”Formatter”

ここからさらに “Active profile:” のいずれかを選択してから “Edit…” ボタンを押すと別のダイアログが表示される。さらにそこの “Indentation” タブにある “Tab policy:” を “Spaces only” にしなければならない。

ところがデフォルトのプロファイルである “Eclipse [built-in]” は組み込みプロファイルということで編集することが出来ない。このデフォルトプロファイルを元にして新しいプロファイルを作り、そこで “Spaces only” を設定する必要がある。もちろん以降は、この新しいプロフィールを使うことになる。これで Java コード編集時も TAB キー入力は空白に変換される。

それにしてもメニュー階層が深い。それだけ Eclipse には非常に多くの設定可能な項目があることがわかる。

Windows7/64 ビット版と Android 開発環境

Windwos7/64 ビット版上に Android の開発環境を構築した。その際、Java SDK が 64 ビットに対応していたため、Eclipse も 64 ビット対応のもので揃えることを試みた。実は Windows 用 Eclipse の 64 ビット対応版は正式にはリリースされていない。

http://www.eclipse.org/downloads/

しかし、次のサイトにある Latest Release のリンクをたどっていくと 64 ビットに対応していると思われる Eclipse (eclipse-SDK-3.5.2-win32-x86_64.zip)を入手することができる。

http://download.eclipse.org/eclipse/downloads/

これによって 64 ビット版(と思われる)Eclipse は特に問題なく起動することができた。

続いて Android 開発用の Eclipse プラグインである ADT (Android Development Tools)のインストールを開始したのだが、次のようなメッセージとともにインストールを完了させることが出来なかった。

Cannot complete the install because one or more required items could not be found.

この状況については頻発しているようで、検索すると対応策をすぐに見つけることができる。必要なモジュールが足りないから、それらを補完するためリポジトリを追加設定すれば良いということらしい。検索結果に基づいて Eclipse の Help > Install New Software > Add を使い、Available Software Sites リストに次の URL を追加した。

http://download.eclipse.org/releases/galileo

ところがこのリポジトリには必要と思われるモジュール群が見つからず、結局は ADT のインストールを終了させることが出来なかった。

やはり Eclipse のダウンロードサイトに 64 ビット版が掲載されていないことから、これ以上調べても無駄と判断して 32 ビット版 Eclipse に切り替えた。そうしたところ ADT のインストールは問題なく完了し、Android SDK との連携から AVD (Android Virtual Device)の起動まで確認することができた。

ちなみに今回インストールした Eclipse は Galileo 3.5.2 である。

Android AVD の作成時に気を付けること

Android 用アプリケーションを作るため CentOS と WinXP に Eclipse ベースの環境を構築した。このとき WinXP 環境でちょっとしたつまづきがあったので、そのことを記録しておく。

Android SDK や Eclipse plug-in の ADT インストールはほぼ問題なく完了したが、AVD (Android Virtual Device) を作成したところ、PC の C: ドライブがパンク寸前になっていることに気づいた。AVD を作成するとかなりの容量を消費するようで、バージョン 1.6 用で 1.0GB、2.0.1 用だと 2.0GB も使ってしまう。いまどき 2.0GB 程度で騒ぐほどのことではないのだが、SDK を入れたノート PC の二分割された HDD パーティションは、C: ドライブが D: ドライブよりも容量がかなり小さくなっている。そのため色々とインストールしているうち窮屈になっていたところに AVD を二つ作成したため、一気に満杯となってしまった。

こういった事態を避けるため、AVD 作成時にその場所を任意に指定できればいいのだが、Eclipse のインタフェース経由で AVD を作成するときは、作成場所が C: ドライブに固定されていて変更出来ないようだ。実は Eclipse を介さずにコマンドで直接 AVD を作成することも可能で、この場合は AVD の作成場所を指定できる。しかし、せっかく作成した AVD(生成には時間が掛かる)なので、これをそのまま引っ越せないか試行してみた。

AVD を新規作成すると設定ファイルとデータディレクトリが作られる。例えば Android_1.6 という名前で AVD を作ると、次のようなファイルとディレクトリが出来上がる。

C:\Documents and Settings\<YOUR_ACCOUNT_NAME>\.android\avd\Android_1.6\
C:\Documents and Settings\<YOUR_ACCOUNT_NAME>\.android\avd\Android_1.6.ini

この Android_1.6 ディレクトリをそのまま別の HDD 領域に移動するとともに、Android_1.6.ini ファイル内に記述されているディレクトリを移動先のものに書き換える。この Andoroid_1.6.ini については上記の場所から移動していはいけない。

この方法で 3.0GB もあった AVD を容量に余裕のある HDD に移行しても、問題なく Android エミュレータを起動することができた。

(2009-12-09 訂正)
本文中 Android のバージョンにより AVD が必要とする HDD 容量が異なっていると記述したが、これは誤っていることが分かった。今回の作業でバージョン 1.6 が 1.0GB、2.0 では 2.0GB となっていたのは、AVD 作成時に指定した仮想 SD カード(sdcard.img)の容量が異なっていることによる。SD カードを除くと、AVD の初期状態(userdata.img, userdata-qemu.img, cache.img, etc)で 50MB にも満たない程度であり、この大きさはバージョン 1.6、2.0 のいずれでもほとんど同じであった。