Archive for 7月 2009

livedoor プロバイダを使う

これまで自宅兼仕事場のネット接続環境は Bフレッツ+WAKWAK だった。もともと ADSL 時代から WAKWAK を使っていて、何と言っても固定 IP アドレスが月額 1,000円なのが魅力だった。およそ2年ほど前、ようやく ADSL から光に移行できることになったので、何も考えずにそのまま WAKWAK の継続利用を決めたのだが、光回線における固定 IP アドレスの利用料が月額 4,725円になることに後から気が付いた。プロバイダは同じなのに ADSL が光回線になっただけで、どうしてこんなに差がでるのか分からない。しかし固定 IP アドレスは業務にも必要なので、結局 Bフレッツと WAKWAK の基本接続料を合計したものよりも高い費用を、固定 IP アドレスのためだけに払い続けていた。

その後、今年に入ってからだと思うが、livedoor が格安プロバイダサービスを開始することを知った。月額 1,575円で固定 IP アドレス付きということだった。しかも以前に導入を検討したことがあった FON について、正式に接続を認めている点も魅力だった。しばらく世間の評判などを見ていたが、特に問題が発生しているようなことも無かったので、今月の初旬から利用を開始してみた。これまでの所は問題なく使えているので、WAKWAK の方は固定 IP アドレスのオプションを解約することにした。ここで WAKWAK そのものを解約してしまって構わないのだが、固定 IP を使わなければ大した金額にはならないので、バックアップ回線としてこのまま継続する。

今後さらに経費節減を図るため、WAKWAK の基本契約部分を ASAHI ネットに移行することを考えている。そうすれば、ほぼ同等の費用のままで固定 IP をもう一つ持てることになる。

Emacs における矢印や記号文字の取扱い — その後

Emacs 23.1.1 が出たのでインストールしてみた。さっそく起動してみたら .emacs の設定ワーニングが出る。以前に書いた「Emacs における矢印や記号文字の取扱い」で追加した utf-translate-cjk-set-unicode-range の記述が原因のようなので、とりあえずこれを外してみた。そうしたところ設定ワーニングは出なくなったうえに、そのままの状態でも矢印や記号文字も問題なく表示されるようになっていた。Emacs のバージョンが上がって utf 対応が進んだようだ。

ちなみに矢印や記号文字の問題が解消されたのは、GNOME 上の GUI 版 Emacs と Windows + PuTTY 環境の場合である。GNOME 端末上で Emacs を -nw オプションで起動した場合は、あいかわらず矢印や記号文字が正しく表示されない。もっともこちらは Emacs の問題ではなく、GNOME 端末におけるフォント選択か、またはその設定が原因になっていると思われる。

Google Apps と独自のホームページ

Google 社が無償提供している Google Apps の Standard Edition は、一般企業だけでなく NPO や NGO のような組織体、同窓会や趣味のサークル団体などでも利用すれば、メンバー間のコミュニケーションを活性化するだけでなく、事務作業のコストと時間を大幅に節約できる可能性がある。

Google Apps では独自のドメインを使って Gmail やカレンダー、Docs などの機能を利用できる。また、シンプルながらも良く出来た CMS である「サイト」機能を使えば、手軽にホームページを公開することができる。しかし、この「サイト」は誰にでも使いやすい反面、凝ったデザインのホームページや CGI のような Web アプリケーション的要素が少しでも入ったホームページの制作は困難である。そのためせっかく Google Apps を使いながらも、ホームページ公開だけのために別の Web サーバが必要になるかもしれない。

これではもったいないので、Google Apps の環境でも従来のように自由にホームページを公開するため、Google App Engine (GAE)を利用する方法を考えてみた。app.yaml ファイルを static_files や static_dir のような静的ハンドラだけで定義してしまうやり方である。

例えば top_dir ディレクトリを GAE 用アプリケーションのトップディレクトリとして、HTML ファイルやイメージファイルなどを次のように配置したとする。

top_dir/app.yaml
top_dir/static_dir/img/logo.png など
top_dir/static_dir/index.html など

この例の場合であれば app.yaml を次のよう定義する。

application: your-app-id
version: 1
runtime: python
api_version: 1

handlers:

– url: /img
  static_dir: static_dir/img

– url: /
  static_files: static_dir/index.html
  upload: static_dir/index.html

– url: /(.*)
  static_files: static_dir/\1
  upload: static_dir/(.*)

このようにしてから appcfg.py update top_dir コマンドを実行すれば、HTML ファイルなどがデプロイされる。あらかじめ Python と GAE SDK がインストールされていれば、GAE のことを意識せずに ftp のような感覚でファイルの更新ができると思う。この場合 Python は appcfg.py コマンドを実行するためだけに使われる。

デプロイしたものに your-app-id.appspot.com でアクセスできることを確認したら、Google Apps のダッシュボードで GAE アプリケーションを追加して適当な URL を割り振れば、Google Apps 環境だけで自由なデザインのホームページを公開することができる。

実際にこのやり方で作ってみたのが次のページ。ここでは teshigoto-lab.net というドメインで Google Apps を利用している。

Google Apps を使ってみよう!(http://www.teshigoto-lab.net/)

ちなみに同じようなページを Google Apps 標準の「サイト」機能でも作ってみた。こちらは favicon.ico が Google Apps オリジナルデザインのものになっている。

「サイト」版 Google Apps を使ってみよう!(http://google-apps.teshigoto-lab.net/)

「サイト」版は途中で面倒になってしまい、スタイル適用や画像ファイルへのリンク設定をしていない。したがって実際はもう少しまともなデザインにすることができるはずだ。

このサンプルページのようにシンプルなデザインであれば「サイト」機能だけでも何とか出来そうだが、もっと凝ったものになってくると GAE を使ったほうが楽だろうと思う。また、GAE には履歴管理機能があるので、これを使って複数リビジョンのホームページを簡単に切り替える、といったことも可能になる。

ところで最近、Google 社のサイトにおいて Standard Edition 用の申込み画面を見つけるのが極めて困難になっている。以前はそれほど深くない階層のところに他の Edition との機能比較表が掲載されていて、そこから簡単に申込み画面へ行き着けたのだが、その比較表は見つけられなくなってしまった。現状ではあたかも有料の Premium Edition しか存在しないように見える作りになっていて、一旦は Premium Edition の申込みボタンを押してからでないと Standard Edition の申込み画面に行き着けないようだ。

恐らく Premium Edition に比重を移して、Standard Edition は廃止の方向に持って行くつもりなのだろう。それは仕方がないことだと思う。しかし機能制限があっても構わないので、Standad Edition よりも安価(2,000円/1アカウント・1年くらいか?)な Edition も用意してもらえるとうれしい。

Twitter に Ribbon

twibbon.com という web サービスを知る。twitter のプロフィール写真にリボン画像を合成して、色々な意思を主張をしようというものだ。サービスの名称は twitter と ribbon から作った造語なのだろう。リボン画像は誰でも自由に登録できるようになっていて、政治的メッセージ性の高いものから、”Pokemon Fans” のようなものまで、現時点で 1800 点以上の画像が登録されている。その中から好みの画像を選択して twitter のアカウントを入力すれば、自分のプロフィール写真上に自動的に選択したリボン画像が合成され、そのまま twitter のほうでも表示されるようになる。twitter がもう少し普及して利用者が増えてくれば、有効なツールとして活用できるようになるかもしれない。

漢字入力中に Chrome がクラッシュ

本当は Firefox のファンなのだが起動の遅さに我慢できなくなって、最近はもっぱら Chrome を使っている。何と言っても起動の早さと、余計なメニュー表示などを廃したシンプルな画面デザインなどが気に入っている。

また、Firefox では URL と検索語の入力欄は別になっているが、Chrome では同じひとつのアドレスバーに統合されていてとても使いやすい。この機能を使うことに慣れてしまい、たまに Firefox を使うと URL 入力欄につい検索語を入力してしまう。

この Chrome のアドレスバーに検索語を入力していくと、入力中の語についていくつかの候補を自動的に表示してくれる機能がある。検索語に日本語を入力していくと、漢字変換を確定する前の状態であっても候補を表示するという徹底ぶりなのだが、漢字変換の途中で確定をしないまま Chrome が表示する候補を選択すると、そのまま Chrome がクラッシュするようだ。この状況は手元の Chrome 2.0.172.33 と ATOK2009 Ver. 22.0.2.0 の組み合わせで発生している。

CentOS カーネルのバージョンアップ

以前のディストリビューションを使っているときは、カーネルのバージョンアップをあまり実施しなかったのだが、CentOS にしてからは yum を利用して比較的頻繁にバージョンアップするようになった。その過程で /lib/modules や /boot あたりに旧版のイメージなど、カーネル関連のファイル群がバックアップされていることに気付いた。このうち /lib/modules は / パーティション配下にあるが、現行の CentOS では / パーティションを 500MB 程しか確保していないので、ここにバックアップが溜まると容量が厳しくなってしまう。しかし、カーネルの旧版をすべて残しておくわけではなく、最新版を含めて5世代より前のものはバージョンアップ作業時に自動的に削除されるようだ。これであれば / パーティションのサイズも何とか持ちこたえられると思う。もしかしたら保存する履歴の数もどこかで設定出来るのかも知れない。