Archive for 9月 2008

漫画のフォント

漫画雑誌を読んでいたとき、突然に気が付いた。吹き出し中の台詞を印刷するために使用するフォントが、書籍や雑誌の場合と異なっているのだ。といっても珍しいフォントが使われているわけではない。なんと明朝とゴシックが同時に使われている。漢字はゴシックなのに対して、仮名には明朝が使われている。漫画以外の印刷物では段落単位でこれらを使い分けることはあっても、同時に混在させて使うことは無いと思う。当然業界の人たちには周知のことなんだろうけど、どうしてこのような使い方になったのか聞いてみたい。

ウェブは菩薩である

「ウェブは菩薩である」(深見嘉明 著、NTT出版)を読了。Web の現状を的確に概説している。インターネット世界におけるデータとメタデータの関係とその重要性について、とても分かりやすく書かれている。

ところで、この本のタイトルは平岡正明による「山口百恵は菩薩である」を真似たものと思ったが、あとがきなどにはそれに関する記述はなかった。もしかしたら若い著者は平岡正明の著作を全く知らないのかも。

「ブクログ」という Web サービス

「ブクログ」という Web サービスを試用してみた。このサービスは以前に Amazon アソシエイトサービス・コンテストの入選作として見たことがあったが、それを元に本格的なサービスとしてリリースしたもののようだ。自分の本棚を作って蔵書を登録しておくだけでも楽しいが、あらかじめ自分の Amaon アソシエイト ID を登録しておくと、蔵書にもこの ID が自動的に設定される。したがって、誰かが私の本棚で興味を持った本を、そのまま Amazon で購入することになれば、私に紹介料が入る仕組みだ。また、新規の蔵書登録を行うと Twitter に自動投稿される機能も付いている(もちろん Twitter のアカウントが必要)。

私は自分のブログを使って読み終わった本を記録しているが、しばらくはこのブクログも併用してみようと思う。ただ、これからもブログでの記録も続けたいので、ブクログへの投稿が増えて二度手間になってしまう。だからブログに書いた書籍の情報が、自動的にブクログにも登録されるとうれしい。まだ開発途上のようなので、今後の機能拡張に期待したい。

このサービスでひとつ気になったのが、新規登録やログイン時などアカウント情報をやり取りする経路が一切暗号化されていない点だ。サービスの内容を考えると、アカウント情報が漏れてしまっても深刻な問題とはならないかもしれない。しかし、ログイン ID とパスワードの組み合わせが分かってしまうのはやはりまずいだろうと思う。同じ組み合わせのアカウント情報を、そのユーザが他のサービスで使っていれば、そちらのシステムへの不正アクセスが可能になってしまうからだ。もちろん複数のサービスで同じアカウント情報を利用するユーザに責任があるのかもしれないが、それでもサービス提供側としてはアカウント情報が流れる経路を暗号化するのは最低限実施すべきではないかと思う。

Google Chrome

Google が Chrome という Web ブラウザを公開した。まだリリース直後のことなので、ほんの遊び程度に触ってみたら意外に良い。特に画面のレンダリングが FireFox よりも数段速いように感じる。タブごとに別プロセスを割り当てているのが効いているのかもしれない。

どこかの Web ニュースサイトでは、IE よりも FireFox ユーザからの乗り換えが多数発生するかもしれないと予想していた。確かにその可能性はある。Safari も Windows 版がリリースされていたはずだし、Opera もある。選択肢が増えることは喜ばしいことだが、心情的には FireFox にもうひとがんばりしてもらいたいところだ。